優しくシャープな曲線が美しいダイニングチェア
CH23は1957年にデザインされ、その後10年間生産され、50年の空白を経て2012年に復刻。ウェグナーの長女マリアンねが12歳の時、自分の勉強机に合わせて父親の作品の中から好きな椅子を選ぶことになります。その時彼女が選んだのが、鮮やかな赤色に染色された椅子CH33でした。このイスは今でも当時の新鮮さを失うことなく残っており、復刻の足がかりとなりました。背もたれに流線形を用いたこのダイニングチェアは、丸みのある優しいフォルムでありながらシャープな印象を持ち合わせています。それと同時に広い面で背中を支えてくれるので、座ったときの安定感も感じることができます。また、貫もなだらかな曲線を描いており、後姿までも、その柔らかく美しいフォルムを保っています。背もたれと後脚のジョイント部分の契りがデザインのポイントとなっています。
CH33 : W550 x D480 x H740 SH440
※価格は材種等により異なります。